走れダイエットランナー!

はからずも52にして人生を再スタートすることになりました。健康を取り戻し、また走り始めたい!

ランニングログ 心拍トレーニング1週目 7-5日目(休足日)

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▲ドクの名誉のために申し添えると、サイン以外の汚い字は僕の字。

 

昨日のブログを見て、埼玉県から大阪・八尾の僕にメッセージが来た。

 

「疲れてますね、明日はランはお休みです」

 

ええーっ!あのグラフを見ただけで、僕が疲れているかどうか判断できるん?!

 

確かに前日は、一瞬で寝落ちていた、とお方さま。最近はいびきをかかないのに、昨夜は書いていたそうだ。確かに疲れていた。

 

超一流の理系人間って…。あの程度のグラフを見ただけで…。400km彼方の僕の体調までわかるとは…。

 

あのおっさん、マジでそのうちノーベル賞取るんじゃないだろうか…。

 

「いくら30分走るだけとは言え、重要なのは質です」

 

出ました名言!つまり昨日の僕の走りは質が落ちた走りということかな?

 

そう言えば、この人の以前の名言…

 

「おっさんは、筋力より技術」

 

って言うのがあったなあ。たまーに、ふっと名言を出すので注意が必要だ!

 

というわけで、7-5日目は休足日です。まあ、休むのも練習のうちということで。

 

朝の血圧:125-80

 

朝の脈拍:51

 

ブログ作成前に青汁のみ摂取。

 

感想:理系はコワい(^^;;

 

【今日の体重】

 

▼昨日より+0.4kg。低糖質のパンケーキ、100kcalとあったが、あれ食ったらすごく腹持ちが良かった。やっぱり低糖質と僕は合わないのかなあ。あのパンケーキ今後禁止ね!>オレ

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▼摂取カロリーは多くはない。昼食のカップヌードル肉祭りは、心臓病明けにはかなり罪悪感があったが、「たまにはいいだろう!」と思って食べました〜。美味なり!

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ランニングログ 心拍トレーニング1週目 7-4日目

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▲練習に来ている中学生たちの自転車。綺麗に並べて駐輪している。

 

今日は土曜日、休日の久宝寺緑地は家族連れで大騒ぎになるので、なるべく早めにスタート。

 

▼地元の中学生の陸上部がすでに練習を始めていました!

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▼ひたむきに、ただひたむきに。

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▼愚直に練習に取り組む姿は感動すら覚えます。

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▼心臓手術明けの僕は、低負荷高頻度の練習だ。1週間で6日間、30分走。

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▼いちばん大事な心拍数。MAX118bpm。MAF理論では180から年齢を引くが、僕の場合、心臓手術明けということでさらに10引いている。今日もMAX128bpmまで上がってしまった。要注意。

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▼概要です。

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朝の血圧:148-95

 

朝の脈拍:60

 

運動前血圧:134-83

 

運動前脈拍:60

 

運動後血圧:115-77

 

運動後脈拍:59

 

感想:やはりチャリを約20分漕いで現場に行くと、それだけで脈拍が80近くになっていて、スタート直後にすでにMAX値に達してしまう。今日はなるべく心拍数を上げないよう、かなりのゆっくりランを心がけた。もちろん、POSEを意識したフォームも同時に心がけた。

 

トレーニング後のプロテイン、青汁を失念。これを書きながら飲んでいる!書くことで、忘れなくなるからイイね!

 

【今日の体重】

 

▼昨日よりさらに−0.2kg。

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▼摂取カロリーも少なめ。

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▼ランニング用GPSウォッチ。100kmを目指していた頃もあるので、XTJを使っています。心拍数、ペース、距離、時間、が同画面で見られるのでとても便利です。

 

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入院日記・5日目 2016年9月16日金曜日

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【入院5日目】


同室の斉藤のジーサン、今日が退院だ。ジーサンは、実はメインの病気は糖尿病で、それによる入院歴、手術歴はかなりあるみたいで、当院ではお馴染みの存在のようだ。

ただ、この病棟は循環器系の病棟で、今回の斉爺ィは、脚のどこかの血管の、ほぼ90%が塞がっていたのを、手術で100%開通させたらしい。


でもまた次の手術が来月ある。なんてタフなジーサンや…。


やはり糖尿病はこわい。自分で自分のカラダをまったくコントロールできなくなるみたいだ。


昨夜は深夜にナースさんと口論してた斉爺ィ。原因は耳が遠いせいだったが。


朝から斉爺ィの奥さんが病室を訪れていた。カーテンの向こうから会話が聞こえてくる。


奥さん:アンタ。来たで。


斉爺:…。


奥さん:アンタ。


斉爺ィ:…。


奥さん:アンタて。


斉爺ィ:あっ。来てくれたんか。


奥さん:アンタまた、補聴器入れてへんやろ!今すぐ入れ!


斉爺ィ:(ドタバタ)…ハ、ハイ!入れました!


奥さん:よー聞こえるやろ!


斉爺ィ:(即答!)聞こえますわ〜!やっぱり!


補聴器入れたら聞こえるんかぁ〜い!!とツッコミたかったで!斉爺ぃ!ゆんべ、どんだけガマンした思てるねん!!(^^;;

 

(ほんで嫁はんには敬語かーい!!)


斉爺ィは10時頃、支払いを済ませて帰宅した。


さよなら、斉爺ィ。達者で暮らしてくれ。

 

▼斉爺ィ退院後のベッド。

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さて。支払いと言えば…。


僕は先月末で退職している。同時に社会保険も失っている。この手術は事前に分かっていたが、保険の任意継続の手続きは、退社後からしかスタートできない。手続きの完了はもちろん1日や2日でできるものではない。保険証は入院前に届いてはいたが、高額療養費の限度額適用認定証は保険が適用されてからしか申請はできない。


僕の場合、この段階ではまだ限度額適用認定を受けていなかった。


実は健康保険そのものも、国民健康保険にするか、任意継続にするか、そのほかの選択肢にするか、で家族の間で話し合いがあった。急いでいたので任意継続を選んだが、状況によっては、一時、健康保険に加入していない、というエアポケット的なタイミングが発生する恐れがあった。


もしその場合、つまり、まったく健康保険に加入していない場合、この心臓カテーテルアブレーション手術+1週間の入院費は、いくらになるのだろう?


最低で、約280万円。


手術中、先生がどんな薬品を使うか、とか、どんな器具を使うか、などは、その場の状況次第で変わるため、事前に正確な金額はわからない。ただ、最低でも280万円は必要だ。


任意継続で保険医加入の手続きを進めている。3割負担。約80万円。


もちろん限度額適用認定の申請中で、それが通れば、10万円以内になる。


280万円が10万円でおさまるのだ。


日本では、保険に加入していない人なんて、ほとんどいないだろう。逃亡者くらいや、とお方さまは言う。よくアメリカの医療ドラマで保険が問題になることがあるが、こう言うことなんだろうな。


こんな側面ひとつ取ってみても、健康って大事だなあ、と実感している。

 

▼実際の見積書。限度額適用認定が通っていなかったので、本来はこの金額を支払わねばならなかった。実際には、近く認定が降りるため、認定後に再度しはらいに来る、と言う誓約書を交わした。

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明日が退院のため、きょうはたくさんの検査をした。


仰向けに寝て、左腕を出し、けっこう強い力で二の腕を5分ものあいだ締め付け、一気にそれを離し、その後の血圧を測る、といった検査。


通常よりも長時間の心電図検査では、係の女性が、


「…あれ?…出てけえへんな…。あれ?…」


とつぶやいた後、「ちょっと待ってくださいね」と言って退室。


ちょっとカンベンしてよ〜!心臓手術受けた直後、心電図で何か問題が発見されたらメッチャこわいやん!


と、心の中で泣きそうになっていた。(結局、戻ってきた係員さんが再開後、問題なく終了した。


検査の間、休憩室で、ほぼ1週間ぶりに許可されたジュースを飲んでいたら、突然、見慣れた顔が!


あの「枚方キング」こと、F島さんがお見舞いにきてくれた!!


池井戸潤作「陸王」を手土産に!これ、読みたかってん!!ありがとう、F島さん!!


今年の4月24日。水都大阪ウルトラマラニックでの、F島さんの自由過ぎる走り!仮設エイドの半数は、F島さんの知り合いみたいだった。この人の人柄に、周囲がついてくるんだ。


聞けば、小学生のPTA、高校のPTAを掛け持ちして、地域のみんなのために走り回ってるみたいだ。だから、僕みたいなヤツのためにもお見舞いにきてくれる。


みんながF島さんが好きな理由がわかる気がした。

 

▼休憩室にとつぜん現れたF島さん!忙しいのに、お見舞いありがとう!メッチャ嬉しかった!!

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2時間で終わると聞いてた検査が、結局、昼も挟んで半日以上かかった。手渡されたプリントには、僕の動脈の硬さについて記述があった。


それによると、推定血管年齢(baPWV)は実年相応、と書かれてあったが、足の血管の詰まり(ABI)は「正常範囲を外れている」となっていた。


えー!あした退院予定やのに!こんな結果出て大丈夫なん?!

 

小心者の僕はそんなことで不安になった。でも、心のどこかで…。

 

もう少し、この病院にいたい、と言う気持ちがあったのかもしれない。

 

八尾市立病院は、とても綺麗で、居心地が良い。それ以上に、スタッフさんがとても親切で、気が休まる。

 

食事ひとつとって見ても、患者への思いやりが感じられる。メニュー、量、経費など、極めて限定される中で、少しでも美味しいものを出そう、と言う気持ちが汲み取れる。

 

また、今日は4日ぶりに入浴許可が出た!あの大きいお風呂に入れる!すぐに予約を入れた。

 

手術直後の心臓を抱えての入浴は少し緊張した。

 

▼7階西病棟のお風呂。民宿の温泉なみのゆったりさ!

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夕方ごろ、渡部先生が部屋に来てくれた。


「検査、いろいろお疲れ様でした」


来たっ!まさか、「退院延期」とか言うつもりじゃないやろな?!


「検査結果見ても、ぜんぜん問題ないんで、予定どおりあした退院でけっこうですよ」


「えっ…。先生、なんか、足の血管の詰まり具合がハンパない、的な結果やったんじゃないんですか…?」


「あぁ、あれねえ。一回の検査じゃああれはよくわからないから。今後も外来の中で何回か診ていくんで、なんども同じ結果だったらまた考えましょう」


そ、そうなのか。よかったぁ…


いよいよ明日、退院だ。

 

入院日記・4日目 2016年9月15日木曜日

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【入院4日目】


3日目が終わろうとしている頃。僕の体温は上がる一方だった。


実は前日、ICUで一晩を明かし、一般病棟へ戻る直前の体温計測で37.2度あった。


「7度2分?!」何かの間違いでしょう?的な意味合いで、マレーシア美人の吉井さんに聞いたが、確かに体温計は7度2分を示していた。


その後、一般病棟に戻っても体温は上昇するばかり。昼頃は7度5分を超え、夕方には38度台へ突入。


でも、体調的にはまったく問題ないのであった。


発熱時に感じるような、異様なポカポカ感、倦怠感などはいっさい感じず、逆に体調が良いと言っていい状態だった。


さすがに消灯前、38.8度を示した時は、若干の倦怠感はあるような気がしてきたが。


3日目が消灯した。うつら、うつらとしたが、すぐに目を覚ました。時計を見たら、もう日付は変わって4日目の1時近くになっていた。


体温を測った。39度ある。これはいよいよマズい。


ナースコールをしようか、と考えていたら、ナースさんが入ってきた。隣室の斉藤のジーサン(以下、斉爺ィ)が僕より先にナースコールを押していたのだ。


斉爺ィは糖尿病を患っている。そのためこの病院には何度も入院しているようで、看護師さんたちの間ではけっこう有名人のようであった。


この7階西病棟は循環器系の病棟で、ほんらい糖尿病患者は違う場所なのだが、斉爺ィの今回の手術内容が、詰まりかけていた血管の状態を本来の状態に回復させる、というものだったためここにいるわけだ。で、さらに来月、再入院して、今度は本来の糖尿病関連の手術を行うらしい。 


深夜1時。やってきたナースさんは、僕は初めて見るナースさんだった。


斉爺ィ:あした、退院やねんけど、クスリ、足らへんねん!


ナース:ん〜?足らへんの?ちょっとおクスリ、見せて?


斉爺ィ:…。


ナース:…。


斉爺ィ:…。うん。


ナース:…。いや、「うん」と違って。おクスリ、見せて?


斉爺ィ:…。えっ?


ナース:おクスリ!見せて?!


(斉爺ィは耳が遠いのだ)


斉爺ィ:ぁぁ…。これやがな…


ナース:ひーふーみーよー…。斉藤さん、来月、また入院しはるんやんね?


斉爺ィ:…。クスリがな!足らへんねん!


ナース:いや、そうじゃなくて。来月。入院しはるんやんね?


斉爺ィ:…。昼の看護婦にゆーたんや!クスリ、足らへんようになるって!


ナース:ウンウン。次は、いつ入院しはるん?


斉爺ィ:…。insulin!なんか、もう、ほとんどないやろ?(なぜか「インシュリン」の発音は絶品だった)


ナース:足りるんちゃうかなあ。次はいつ入院するの?


斉爺ィ:…。そやろ?!


ナース:…。次は・いつ・入院・しはるの?!


斉爺ィ:…。(負けじと大声)そやぁ!


ナース:口みてぇ。あたしの口、みてぇ。いーつ?次は、いーつ?


斉爺ィ:…。その通りやぁ!


ナース:あかんわ…。耳とおい…。


ナースさんなりに、斉爺ィの役に立とうとしているのはわかるのだが、いかんせん、このやり取りは小一時間くらい続いた。4人部屋だが、この時は僕と斉爺ィしかいなかった。せめて僕の迷惑になる、とは思わなかったのだろうか…。


ただ、僕もクレームを言いにくい状況にあった。熱が39度もあるので、この看護婦さんに、斉爺ィとのやりとりが終わったら、解熱剤を持ってきてもらおうと思っていたからだ。


斉爺ィ問題が落ち着いたところで(すでに深夜2時だ)看護婦さんが僕のカーテンを開けた。


僕は39度あることを伝えた。申し送り事項にも僕の熱の件が記載されていたらしく、39度にさすがにこの看護婦さんも驚いたようだった。


ナースさんが去り、しばし、病室に静寂が訪れた…。本来の、深夜2時の病室の静寂…。


しかしすぐに戻ってくるナースさん。今回は斉爺ィをまったく無視し、まっすぐ僕のカーテンを開けた。


ナース:池田さん、これ飲んどいてください!39度はさすがに高いわ!


僕は失礼ながら、このナースさんへの不信感が芽生えつつあった。夜中の1時に、延々と小一時間、同室の僕がいるのに、耳の遠い斉爺ィと口論に近い状態で話し合い、僕の安眠を妨害し(眠れてはいなかったが)、同時に僕のコールも後回しにしている。初見ということもあり、「大丈夫か?このナース」と思っていた。


そのナースが持ってきた薬なので、飲んで大丈夫かな…との思いがチラリと頭をかすめたのは確かだ。


だが発熱はかなりしんどい状況になっていた。僕は薬を飲んだ。そして眠った…。


2時間後…。深夜4時。


僕はふと目覚めた。


びっしょりと、寝汗をかいている。


ベッドのシーツ、背中に当たる部分はもう水浸しだ。枕もぐしょぐしょ。


パジャマを着替え、シーツは上下逆さにしたあと、バスタオルを敷き、枕もタオルで覆った。


そして、体温計を脇の下へ。


ピピピピ。体温は…


35.5度。


よかった…。


やっぱりあのナース、正しい薬を持ってきてくれたんや。


さっき、あのナースに感じた不信感…。


確かに、他のやり方もあったかもしれない。でもあのナースさんはあの人なりに、斉爺ィに対して誠実に対応していたのだ。斉爺ィ、あした退院し、次の入院までインシュリンが足りなければ、たいへんなことになる。その不安で眠れない斉爺ィのために、糖尿病担当じゃないけど、一生懸命、薬の残りについて調べていた。


そして39度の僕のために、正しい薬を持ってきてくれた。今、熱は下がった。誰のおかげだ?


あのナースさんのおかげだ。


ありがとう、ナースさん。そして不信感とか言うてカンニンな。あなたは一生懸命やってたんや。

 

さて、今日は出勤予定だったお方さまに、僕の発熱を理由に休んでもらった。

 

言うまでもないが、発熱は不安ではあったが、休んでまで付き添ってもらうほどのものではない。

 

ただ、僕の入院〜手術〜ICUでの付き添い。さらに、病院から帰宅し、食事の準備や洗濯物など、この3日間、御方様は気が休まる暇がなかったと思われる。

 

お方さまはフルマラソン完走者だ。そのくらいの体力は持ち合わせているだろう。でも、心臓手術直後の旦那が発熱で苦しんでいると言う状況は、会社に休みをお願いするには絶好の理由ではないか。

 

僕が今日、お方さまに会社を休んでもらうようにお願いしたのは、僕のためではなく、お方さま本人に休んで欲しかったからだ。


心身ともに疲れているだろうお方さまには、1日、のんびりしてもらうべく、こっちに来るのは昼すぎでいいよ、と伝えていた。


お方さまが昼からごろ現れて、少ししてから姉がお見舞いにきてくれた。


姉は、20代のころからさまざまな病気にかかり、ほとんど家から外に出られない生活だった。人生を謳歌できるようになったのは、この10年くらいだ。


奈良の姉が大阪の病院に1人で来るなど、少し前までは考えられなかった。


だから、今、姉は人生を謳歌している。僕と同じ血が流れてるな〜と思うのは、食いしん坊で、かつ大食いになってきたところ。


病弱時代、ほとんどモノを食べられなかったのに、今ではバクバク食う。


お見舞いのため、この病院のそばのあべのハルカスに寄った姉は、僕たちのためにたくさんの果物を買ってきてくれた。そして自分用の昼ごはんに買ってきたのが…


「コッテリ焼肉弁当」。


大笑いしながら、焼肉弁当をほおばる姿は、もう大阪のオバチャンだった(^^;;


姉が4時頃、お方さまが6時ごろ帰った。


7時ごろ、渡部先生が病室にきてくれた。そして17日の退院を許可してくれた。


穏やかに波打つ心臓に心から感謝しながら、僕はこの入院日記を書いていた。

ランニングログ 心拍トレーニング1週目 7-3日目

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今日も久宝寺緑地にきました。平日で天気が良いと走りやすく、気持ちいい!

 

▼幼稚園の生徒さんたちで賑わっていました!

 

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ランニングは、1週間で6日の30分間走。本日は3日目。低負荷高頻度。

 

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心拍数はMAX118をメド!マフェトン理論から算出した数字だが、きのうは落ち着いていた心拍数が、きょうはすぐ上昇してしまう。130をこえてしまう。

 

 

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▼概要です。

 

 

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朝の血圧:135-79

 

朝の脈拍:56

 

運動前血圧:(未計測)

 

運動前脈拍:(未計測)

 

運動後血圧:118-79

 

運動後脈拍:58

 

感想:スタートしてわずか5分でもう心拍数が100を超えていた。昨日の落ち着いた状態とはまったく違っていた。

昨日と今日の違いといえば、久宝寺緑地までの移動だ。昨日はお方さまもいたので車で移動したが、今日はチャリで移動だ。その分の心拍数があらかじめ上がっていたというのなら、準備運動程度の心拍数なので仕方がない、というところだと思う。

 

いずれにせよMAX118bpmでもう少し走れるように、体重の調整が必要だ。

 

トレーニング後、プロテインと青汁を摂取。

 

 

【今日の体重】

 

▼昨日より−0.2kg。結構節制を心がけた。鎌倉のお姉さんのウエルカムパーティの焼肉屋さんにも出席せず!

 

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▼摂取カロリーも1500台。無理は禁物だが、節制は必要。

 

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▼お昼、お方さま作の鳥南蛮そば、おいしゅうございました!

 

 

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入院日記・3日目 2016年9月14日水曜日

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【入院3日目】


さて、無事、心臓カテーテルアブレーション手術を終え、ICUで一晩を過ごすことになった。


右足鼠蹊部だけは、一晩は絶対に動かすな、と言われている。動脈を切っているので、万一、動かして傷口が開いた時の出血がハンパなく、また、その出血が体内にも巡り、最終的に、傷口近辺の皮膚に、「血のシミ」が残ってしまうらしい。

 

そのため一晩は、カラダを起こすことも不可、右足は曲げることも不可。


ICU。名前は聞いたことがあるが、まさか自分が中で一晩を過ごすとは思ってもみなかった。


一辺が4メートル四方の、大きな部屋。中にはモニターが1、2個だけ。ほとんど何も置いていない。


昨夜の術後、この中でお方さまにごはんを食べさせてもらった時は、意識はあったが麻酔でボンヤリしていた。


右足は絶対動かせない。寝返りをうちたければナースコールで呼んでくれ。


でも、右足以外動かせる(起きるのは不可)ので、僕はベッドのヘリにつかまり、勝手に寝返りをうっていた。


別に痛いところなどはまったくなかったが、なかなか寝付けず、長い夜だった。


8:30、渡部先生登場。僕にとって、この心臓のムチャクチャな鼓動を、正常な状態に戻してくれた、神様みたいな人なのだが、本人はいたって、いつものように、静かなトーンで、クールな喋り。


「どうですか?痛いとことかない?」


「ないです」


「鼠蹊部、見ますね…(オムツをずらし)うん、出血もないし。きれいな状態です。もうコレ、外しておきます」


鼠蹊部に入っていた何かを、渡部先生は引き抜いた。


「もう、点滴もいいので、これも外しておきます。あとは、おしっこ管を、ナースが外してくれたら、もう、歩いていいですよ」


そう言って、僕の神様はICUを出ようとした。その背中に僕が、


「あの!先生!!」


驚き振り返る渡部先生。「はいっ?!」


「…。ありがとうございましたっ!!」


僕があまりに熱く言いすぎたせいか、あきらかに渡部先生は当惑気味に、


「い、いいえ!」


と言って出て行った。


入れ違いに、すごく美人のマレーシア人の看護師が入ってきた。


ICUを出られるまで担当の吉井です」


マレーシア人は完璧に淀みない日本語で言った。


「よ、よろしくお願いします、池田です」


顔の下半分はマスクで覆われているが、褐色の素肌に、絵に描いたようなルビー型の目は、去年のミス・マレーシアと言われても驚かない美人だ。


このミス・マレーシアこと吉井さんは、当然、あのビッグ・イベントを担当することになる。


そう!


おしっこ管の引き抜き!!


あの、梅野による地獄のおしっこ管挿入の恐怖から未だ冷めやらぬ中、今度はそれを引き抜かなければならない!


イヤだ!


おしっこ管の生活にもう慣れた!


おしっこ管ぶら下げたまま、退院してもいい!!


おしっこ管ぶらさげて、これから生きていく!


と、ミス・マレーシアに懇願しようと思ったその時…


「おしっこ管、抜いてエエんかなあ」


と吉井さんが言った。


「さ…。さあ…。」


僕はトボけた。さっき、渡部先生はもう抜いていい、と言ってたのに。


吉井さんは少し席を外し、戻ってきて、おしっこ管に何やら細工をほどこしていた。


「おしっこ管ぬきますね〜」


「エッダメダメココロノジュンビガチョットマッテクダサイアカンデソンナンカッテニサキサキススメラレタラアナタ!!」


ちゅるんっ!


「あたし、おしっこ捨ててきますんで、お股の間とか拭いて、着替えておいて下さいね〜」


ももも、もう抜けたんおしっこ管?!!


「??はい。抜けましたよ?」


吉井さんはそう言うと、おしっこ満載でサッカーボール状に膨れ上がった僕の袋を捨てに出た。


よよよよかったぁぁ〜。


あまりにあっけないおしっこ管とのお別れに、腰が抜ける思いであった。


10:30、梅野が車椅子をもってICUに現れた。それに乗り、一般病棟にもどった。


「ご苦労様でした。手術、どうでしたか?」


梅野が聞いた。


「うん…。痛かった」


「そうですか。でも無事、終わってよかったですね!」


「うん」


病室に戻った。愛しの我が家だ。梅野が僕をベッドに寝かせつけた。


「あとひとつだけ…」


去り際に梅野が言い、立ち止まった。捜査中のコロンボ警部のようだった。


「おしっこが出たら、必ずあたしに報告して下さいね」


「は…はい。でも、なんで?」


「おしっこ管を抜いた後、まれにおしっこが出なくなる方がいるんです」


「そ、そうなんですか…」


「万一、そうなったら…」


「そ…。そうなったら…??!!」


「もう1度おしっこ管を挿入しますからそのツモリで!!」


「ええーーっ?!」


それから僕は必要以上に水をガブガブ飲み、1時間後、無事、おしっこを出し、ダッシュで梅野に報告したのは言うまでもない。


お方さまの叔母さん2人がお見舞いに来てくれた。その内のお一人は、つい先月まで、大きな手術をして3週間、入院されていた。


「そんなお身体でわざわざ来てくださらなくても!」


と言ったが、歯医者のついでやから、とか言って僕とお方さまの顔を見に来てくれた。情の厚い叔母さんだ。


夕方、ラン友のFさんが来てくれた。この方にいたっては、東京在住だ。たまたま大阪に出張で来ていた、とのことで寄って下さった。

 

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京大卒、何カ国語も操り、どんなことにも深い知識を有するFさん。実は今年の1月11日、お方さまが初めてハーフマラソンを走ったひらかたハーフの存在は、このFさんが教えてくれた。


8月の北海道マラソンの時、Fさんに、


「今から間に合うハーフの大会って、なにかありますかね?」


と相談したら、


「ひらかたハーフなら大丈夫ですよ」


と即答してくれた。東京在住なのに、大阪の田舎で行われる小規模なハーフマラソンの存在を知っているとは、なんと造詣が深い人なんだ。


新幹線の時間をずらしてまで来てくれた。ありがとう、Fさん。


とにかく…。


手術は終わった。


お方さまは、明日は出勤の予定だ。


でもずっと僕につきっきりで、心身共に疲れ切っていることだろう。本人に聞いても、全然つかれてない、としか言わないけど。


「麗子、悪いけど、明日も会社休んで」


「えっ?なんで?」


「実は体温がずっと高いねん。ICUで計った時は37.8度、それからずっと、38度前後やねん。さっきは38.5度あってん。」


「う…。うん。分かった。会社に電話してみる」


ロビーで電話。


「会社の人、オッケーくれた。そんな事情なら、是非、旦那さんについてあげてください、って」


「そう。ありがとう」


疲れてるだろうから、19時前にはお方さまを帰らせた。帰らせてから、明日、来るのは昼すぎていいよ、とメールしておいた。


深夜4時、寝汗まみれで目覚め、体温を計測したら35.5度に下がっていた。

 

 

 

 

ランニングログ 心拍トレーニング1週目 7-2日目

 

 

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今日はお方さまも休みなので、イヤがるお方さまを連れて、午前中から久宝寺緑地へ。

 

ところが僕が、最も大事な心拍センサーを装着し忘れていることに気づき、せっかく到着した久宝寺緑地からいったんセンサーを取りに戻る、という失態(^^;;

 

お方さまゴメンナサイ!!m(_ _)m

 

▼快晴の久宝寺緑地。文化の日で休日のため、親子連れでバーベキューが多い!

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ランニングは、1週間で6日の30分間走。低負荷高頻度。

 

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▼心拍数はMAX118をメド。昨日は15分くらいで120を超えていたが、今日は120を超えることはなかったように思う。

 

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▼概要です。

 

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朝の血圧:128-78

 

朝の脈拍:57

 

運動前血圧:133-82

 

運動前脈拍:57

 

運動後血圧:115-74

 

運動後脈拍:55

 

感想:まったく同じコースを走ったが、心拍の状態が明らかに昨日より落ち着いていた。昨日はスタートして約10分、キロ7:30くらいで脈拍は120を超えたが、今日はずっとMAX118をキープ、ペースもキロ7:10くらいでその脈拍を保てた。体調が良かったせいだろうか。そのため、クールダウンの区間でも、明らかに昨日より速いペースであった。

 

トレーニング後、プロテインと青汁を摂取。

 

 

【今日の体重】

 

▼昨日より+0.6kg。これは仕方ない。昨夜、叔母さんの誕生パーティーのため寿司屋へ。夕食のため昼はかなり抑えていたが、この寿司屋が美味しくて!ついつい食べ過ぎてしまった。今日は節制だ。

 

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▼美味しかったお寿司屋さん…

 

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もはやカロリーは計測不可だ!とにかく今日は節制!

 

▼ランニング用GPSウォッチ。100kmを目指していた頃もあるので、XTJを使っています。心拍数、ペース、距離、時間、が同画面で見られるのでとても便利です。

 

GARMIN(ガーミン) ランニングGPS ForeAthlete 910XTJ  心拍計対応【日本正規品】 74126
 

 

 

心拍計。僕にとって最も大事なデータなので、最も信頼が置けるメーカーの、最も信頼の置けるガジェットを使うべきだと考えています。

 

その一番大事なこのセンサーを、つけるのを忘れて公園に行くという失態でした!要注意!

 

Garmin Heart Rate Monitor 正規品

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